和食という発酵
水脈 ― 河口(かこう)
序文
和食は、火の料理である前に、菌の料理だった。出汁を支える鰹節、台所のさしすせそ、そして鮨の起源——その底には、いつも発酵があった。日本の食卓を、発酵という一点からたどる白書。
目次
- 水脈 ― 河口(かこう)序章 皿の上の水脈 — 和食は、火の前に菌の料理だった
- 水脈 ― 河口(かこう)第一章 醤(ひしお) — 味噌と醤油の、共通の祖先
- 水脈 ― 河口(かこう)第二章 納豆 — 麹ではない、もう一つの発酵
- 水脈 ― 河口(かこう)第三章 精進料理 — 肉を断ち、旨味を菌に求める
- 水脈 ― 河口(かこう)第四章 鮨の起源 — 熟れ鮨、魚を米で発酵させる
- 水脈 ― 河口(かこう)第五章 出汁と旨味 — 昆布、鰹節、そして「うま味」の発見
- 水脈 ― 河口(かこう)第六章 さしすせそ — 台所の味は、ほとんどが発酵である
- 水脈 ― 河口(かこう)結章 二〇一三年から、いま — 世界遺産となった和食、その底にあるもの
全体図